送別会のお返しプレゼント・選び方のコツ

送別会をしてもらうと、たいてい花束やプレゼントをいただきますよね。その気持ちのお返しとして、自分からもちょっとしたギフトを用意しておきます。別れ際に慌てなくていいように、人数が分かり次第早めに準備しておきましょう。

人数が多い場合、ひとりひとりにそれほど高価なものをは用意できません。でも渡す人に合った、喜ばれる一品を選びたいですね。

お返しギフトに最適な品と、お渡しするときのマナーを紹介します。

お返しの定番・お菓子

個包装になっていてオシャレなお菓子は、お返しギフトの定番ですよね。甘いもの好きの女性は、流行りのスイーツにも詳しいです。予算は押さえても、気の利いたセレクトが必須です。ラッピングの見た目で印象が左右されますから、センスのいいお菓子ブランドを選びたいですね。

複数の人に渡すものですから、あまり好みが分かれるような個性的なお菓子は避けましょう。クッキーやチョコレート、キャンディーなど日持ちのする洋菓子が一般的です。お渡しする方の年齢層が高い場合は、日本茶に合う和菓子を選択するのもいいですね。量より質を重視して、ありきたりな饅頭などよりも、和三盆を使ったお茶菓子など、センスのいいものを選んでください。

ダイエット中の人にも喜ばれる・お茶

食事制限やダイエット中で、甘いものが食べられない人も少なくありません。ノンカロリーのお茶なら、比較的身体のことを気にせず誰にでも飲めるのでオススメです。

お洒落な缶に入ったリーフティー（茶葉）は可愛いですが、お茶を入れ工程が面倒で飲んでもらえないことも。オフィスなら、ティーポットなどの茶器が揃っていない場合もありますよね。カップにお湯を入れるだけでサッと飲める、ティーパックの方が親切です。

紅茶以外には、日本茶・中国茶・お洒落なハーブティーのプチギフトもありますね。でもハーブティーはあまり日本では馴染みがなく、男性にあまり受けがよくないそう。コーヒーもノンカフェイン派には好まれないので気を付けましょう。

女性中心ならコスメもあり

お返しを渡す人が女性中心なら、ちょっとしたコスメも人気です。化粧水やスキンクリームなど、基礎化粧品は、それぞれ愛用のものがあるでしょうから、渡すならボディ用の方がいいですね。オーガニック系有名ブランド「ロクシタン」のハンドクリームは、オシャレで高品質。香りもいでもミニサイズならそれほど高くありません。ラッピングも個別にオシャレにしてもらえるのでお勧めです。

いい香りのナチュラル素材の石鹸やリッチな入浴剤、バスボムも人気です。バスルームがいい香りで包まれ、素敵なスペシャルバスタイムを楽しんでもらえますね。

実用的な文房具

仕事に使う文房具は、消耗品なのでいくつあっても助かりますよね。実用的で無駄にならないですし、男女問わず使ってもらえます。

最近はデザイン性に富んだオシャレ文房具や、最新の技術が詰まった高性能の文房具など、あっと驚かせられるようなものがたくさんあります。せっかくですから、そんなこだわりの文房具を選んでみるのもいいですね。

お返といえばコレ・ハンカチ

ハンカチは薄くてかさばらないので、多めにお渡すときには重宝しますよね。用意していたものが余ってしまっても、食べ物のように腐らないので安心です。

プレゼントするハンカチは一般的なブランドのものでもいいのですが、デザインには人それぞれ好みがあります。できるだけシンプルなものにしたほうがいいですね。男女問わず使えるデザインなら、渡す際も深く考えなくて済みます。

オーガニックコットンを使用したもの、耐久性と風合いが魅力のリネン素材など、使用感に優れクオリティにこだわった品が喜ばれるでしょう。

お返しにはメッセージを付けて

できるなら、お返し一つ一つにメッセージを付けることをお勧めします。個別に名前を書いて、その方に向けたメッセージが書いてあれば、より心がこもったお返しになります。

渡す量が多すぎる場合は、個別に選別して渡す段取りでは難しいかもしれません。それでも自分の気持ちを自分の言葉で書き添えたカードを入れることで、十分気持ちは伝わります。

メッセージカードは、意外と注目されます。上質で洗練されたデザインのものを選びましょう。

お返しギフトを渡すときのポイント

いくら立派なお返しを用意していても、広告ティッシュのように義務的に配るのでは価値が半減してしまいます。ひとりひとりの顔を見て、心のこもった感謝の言葉を伝えながらお渡しするのが基本です。

でも人数が多くて配ることに必死になってしまうようなら、送別会の司会者にあらかじめ伝えておいて、手伝ってもらうほうがいいですね。その際は、全員に向けて丁寧なお礼の言葉を伝えましょう。